シニアの初心者のためのコード弾きピアノ。 「音楽を聴くことや弾くこと、歌うこと」は頭を進化させる。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださりありがとうございます。

 

曲の使用料

 

私が前回のブログ内で「ピアノ教室の先生の演奏には著作権料が加わる」

という内容のブログを書きました。そうです長いこと裁判がありました。最高裁の結果は

「子供の演奏は練習とみなし曲の使用料を払わなくても良い」というものでした。

ここでいう子供とは生徒さんのことです。

 

かなり曖昧な線引きで終わりましたので、私を含め多くのピアノ教室の先生たちは

「う〜ん、なんだかね〜。」という思いでしょう。

 

多くの日本国内の楽曲(主に歌)を取り扱っているJASRAC側としては、

曲の使用料を払ってもらいたい)という主張ですね。確かに多くのピアノ教室で、

アニメの曲や映画音楽を取り扱っています。生徒さんたちはその曲が好きで、

弾きたいという気持ちで練習をします。 少し難しくても頑張れるのはその曲が好きだからです。

 

純粋な気持ちで一生懸命練習する姿は美しいですよ。ですが大人の事情が入ってきたわけです。

まあ、素晴らしい曲を演奏させていただいている、と思えば何とか私も納得はできます。が

一人で自宅でひっそりと弾くのも有料かと思うと、少し寂しい気持ちです。

 

音楽の未来

 

昔から「ピアノを習うと頭が良くなる」などと少し、都市伝説的なことを言われてきました。

生きている状態の人間の脳内を観察することができなかった昔と違い、

今ではMRI などの医療機器の進歩により、演奏中の脳内も見ることができます。

その結果、やっぱり脳は音楽が大好きであることがわかっています。

 

子供の頭脳開発、脳の老化防止など、「音楽することで一生頭は進化する」というのです。

 

人類の歴史から

 

私たちの祖先である、クロマニョン人とか、ネアンデルタール人の遺跡を調査しますと、

クロマニョン人の遺跡からは石器時代に、穴が開けられ加工されたマンモスの牙や、

ハゲワシの骨が出てきたそうです。その後の研究でそれは世界最古のフルートだったことが判明したそうです。

一方ほぼ同時期に同じヨーロッパに分布していたネアンデルタール人は絶滅して、

彼らの遺跡からは音楽や楽器に関する考古学的証拠は発見されていないそうです。

 

まとめ

 

音楽を楽しむことは、「余裕のある人がやること」でも何でもありません。

クロマニョン人の生活は毎日生きるか死ぬかの連続であったに違いありません。

でもその中に音を楽しむ心があったのですね。

いえむしろ無くてはならない状況だったかもしれません。気を抜いていたら大型の肉食動物に、

やられてしまいますからね。でも音を奏でているときは勇気が湧いたり、心を穏やかにできたりしたのでしょうね。

 

楽器を作り音楽を楽しんでいた私たちの先祖「ホモ・サピエンス」だけが生き残りました。

私たちが音楽を好むのも当然ですね。

 

ではまた。

 

 

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ。 ピアノ教室の先生は「指導者」であって演奏家ではありません。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

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秋もだんだんと深まってきました。芸術の秋、そして食欲の秋ですね。

暑い夏を超えてピアノの音色も澄んできましたが、暑さから寒さは向かうこの時期は

結構音が狂いやすいです。

 

さてタイトルにある通り、私たち「ピアノ教室の先生」たちは「ピアノの指導者」

として仕事をしています。 演奏家としても活躍している先生もいらっしゃいますね。

当然そのような先生は演奏をして「謝礼」をいただいていることでしょう。

 

少し前から(数年)「ピアノ教室の先生の演奏」に対してJASRACが、レッスンの時に

先生が弾いた曲に対して、著作権料を支払うべきという内容の裁判を行ってきました。

 

相手は大手の音楽教室さんです。ご存知の方も多いかもしれません。

1審、東京地裁では音楽教室さんが敗訴しました。

2審は、逆でした。 そしてついに24日(月曜日)に最高裁の判断が下されます。

 

音楽教室の未来

 

ことの発端は、大手音楽教室では電子オルガンのレッスンもしており、

その曲のほとんどがノンクラシックで、JASRACが管理している曲がほとんどかと思います。

JASRACは調査員を大手音楽教室に派遣して、そのレッスン内容の報告を次のように述べています。

 

そのレッスンの中で先生の弾いた曲は、まるでコンサートホールで開かれるリサイタルのように

素晴らしかった。多くの聴衆に聴かせるに十分に値する演奏で感動しました。

 

そして第1審の東京地裁では大手音楽教室さんは敗訴してしまいました。

その時はなんでもっと頑張れなかったの!、と私は思いました。

第一上記の報告には私たち「ピアノ教師」から考えて、大変な違和感があります。

 

なぜピアノの先生が全曲弾いたのか。 このようなことは短いレッスンの中では

ほとんどありません。 私たちは指導者であってピアニストではありませんから、

弾くことが仕事ではありません。(レッスン中は)。 それを全曲弾かせたのでしょうか?

 

もしその先生がプロのピアニストとしても演奏活動をしているなら、

その分の謝礼を払うべきです。払ったのでしょうか? この点が今全国のピアノの先生の中で

疑問視されている点でもあります。

 

全国のピアノ教室

 

実際に日々の短いレッスンの中で、1曲を通して弾いていたら時間が足りませんし、

部分的に練習というものは何度も繰り返してゆくものですから、報告書には大変首を傾げたくなります。

 

24日の結果によっては、まず大手音楽教室さん全国から著作権料をを徴収し始め、

私のような小さな地方のピアノ教室にもやがて徴収義務が発生してゆくことでしょう。

 

JASRACは作曲家を保護するのが仕事の大切な部分ですから、CDが売れなくなってきた今、

大変な時期ではあると思いますが、ピアノ教室で練習しているだけなのに

著作権料を徴収されるのは、随分世知辛いことです。

 

クラシック音楽は著作権は無料ですから、遠慮なく弾けますが。 この話を聞いて

皆さんはどのようにお感じなったでしょうか。

 

まとめ

 

音楽ビジネスは多岐にわたっていますね。それほど音楽はさまざまなものとコラボしたり、

すっと溶け込んでゆくものです。

 

音楽の素晴らしさは普遍ですが、この件は現代ならではの大きな問題でもあります。

子供さんたちの演奏にまで著作権料を徴収するのは、あまりにも矛盾しています。

ですが中には天才的なお子さんの演奏や、プロのピアニストの先生のレッスンも存在しますが、

それは滅多にあることではありません。

 

私たち「ピアノ指導者」にとって24日の日は、大変に意味深いものになりそうです。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ。 疲れた時には好きな音楽を聴いたりすると脳が休まる。

皆さんこんにちは。お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

日中は暖かいですが、夜は結構冷えてきましたね。これからどんどん寒くなるかと思うと、

少し身構えてしまいます。 夏の疲れが取れたと思いきや、厚着の季節が来て肩が凝るなど、

年中不調の方はいませんか。 はい、私もそう思うこともあります。

 

なんか疲れている時、前の日に何をしたか思い出すと、原因がわかることがあります。

私の場合、夜寝るまでスマホを見ていた、細かい字の本を読んだ、考え事をしながら寝た。

などが理由のことが多いです。まれに草刈りをした、とか力仕事をした、

ということもありますが(滅多にない)、意外にも疲れは感じなかったのです。

 

疲れた原因

 

スポーツをしている学生さんなどは、若いこともあり疲れとはあまり縁がないかもしれません。

中年になってからテニスや草野球を始めた時は、「楽しかったけど少し疲れたかな。」

と感じるかもしれません。でもそれにも慣れて毎週スポーツをすることがストレス発散になってきます。

 

この「疲れ」を感じるのは、どうやら(脳)らしいです。 ですから深い悩みがあるときは

体は動かさなくても疲労します。 脳が疲れ切ってしまうのですね。 脳に近い「目の疲れ」

も体全体を疲労させると私は経験上感じます。

 

例えば急に映画を2本見たり、普段読書の習慣がないのに「本でも読むか」なんて気負って読んだら

次の日なんか目が疲れていて、頭もぼーっとする感じ。皆さんは経験ないですか?

 

朝に疲労感があると、その日1日なんだか「ぼーっとする」感じ、ありませんか。

それは脳が疲れているのだそうです。そんな時どうすれば良いでしょうか。

そのような時には「好きなことに熱中する」「好きな音楽を聴く」などが良いのだそうです。

 

脳が喜ぶこと

 

脳の一番の栄養は「音楽である」と、脳科学者の茂木先生はおっしゃています。そういえば

疲れた時には音楽を聴くと疲れがなくなる、なんて言いますよね。この場合の疲労感は

精神的な疲労の場合ですね。

 

どうやら私たちの脳は「音楽」が好きなようです。そしてお好きな音楽を聴くことが

良いそうですから、ご自分の好きな音楽を聴くことが精神的な疲労の場合には効果があるそうです。

 

ピアノが弾けるようでしたら、お好きな曲をどうぞ弾いてみましょう。

初めの部分だけでもいいですし、途中からでもいいです。好きな部分だけでも弾いて夢中になっていると

あら不思議、さっきの疲れはなんだったのか、という経験が私にはあります。

 

それは脳を騙したのか、脳に騙されたのか? わかりませんが、その後は機嫌よく過ごせます。

皆さんも、お試しください。

 

まとめ

 

 

 

「気の持ちよう」という言葉がありますが、いい言葉ですね。

全てのことはすぐに過去になってしまいます。どうせ過ぎてしまうのですから楽しく過ごしたいですね。

 

音楽は時間と共に流れて消えてゆきます。 せっかくの毎日の貴重な時間にもっと音楽を取り入れたいですね。

時に自分を慰めたり、時に自分を勇気づけたり、時に安らぎを与えてくれる音楽は

まるで自分専用のお医者さんのようです。 「ビタミン剤やサプリメント」と同じだとアメリカなどでは

言われるそうです。

自分に対して弾くのであれば他人を気にしなくてもいいです。もっと気軽にピアノを弾きましょう。

 

ではまた。

 

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ。 片手だけ!右手だけ!で弾ける人気&定番クラシック。

皆さんこんにちは。お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

朝夕の涼しさが嬉しい私ですが、まだまだ日中は日差しが強いですね。

今は少しずつではありますけど、以前のように楽しいことができやすくなりました。

 

旅行に出かけたり、帰省をしたり、遊園地に出かけたり、と皆さん感染に気を配りながら

楽しんでいるようですね。 人が大勢集まるところは少し心配がありますから、キャンプ場

なんか自然の中で少人数でも一人でも楽しめそうですよね。

 

片手だけで弾けるクラシック?

 

本日のタイトルにあるますように、初心者でも右手だけで弾けるクラシックピアノテキストが

ありました。

 

 

 

少しみづらですがご了承くださいませ。

 

 

 

 

 

 

全部で90曲以上あります。タイトルにあるように初心者の方でもすぐに弾けるように

アレンジされています。そして何と言っても画期的なのは、コードが書いてあることです。

 

 

この曲はドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」です。

原曲はフラットがたくさん付くのですが、キーを変えて冒頭の部分のメロディーはそのままです。

 

コード数は8種類くらいですが、知っているコードがあるならは、新しいコードを覚えれば良いだけです。

十分に雰囲気も出て楽しめます。この本を宣伝をしているわけではなく、徐々にこのように

コード奏法で様々な曲を弾くことができるようになると、コード奏法の良さが皆さんに

わかっていただけると思っています。

 

動画「哀しき天使」

 

 

確か日本語のタイトルはこんな感じでした。 メアリーホプキンス、

というブロンドの女性が歌っていました。日本で大ヒットしました。

この歌を知っている方はいらっしゃいますか?

 

このような歌の楽譜を手に入れることは困難ですが、コードを調べていくことは

意外とできると思います。メロディーがよくわからなければ歌えば良いですから。

そして歌詞も検索すれば見つかるかもしれません。

 

検索するときに「曲のタイトル コード」や、「歌のタイトル メロディー」

などと検索してゆくと見つかります。

 

 

まとめ

 

譜面を見ないで弾くことを「暗譜」と言いますが、これは一度覚えた曲を

譜面なしで弾くことです。本来ピアニストは手元を見て楽譜など見ない

(クラシックのピアニストの場合)ですね。 ジャズピアニストもあまり見ませんが

ビッグバンドなどの大編成の時には必ず見ています。全体を把握する必要が

あるからだと思います。

 

私は暗譜が最近苦手になりました。ですから譜面なしで弾いている方に憧れを抱きますよ。

でもコード奏法ですと、ガチガチに譜面通りでなくても良いわけですから、

簡単なメモのようなものでもいけそうですね。

 

楽譜が読めると、それに頼りっぱなしになって、読めない方は譜面なしで堂々と弾いています。

最終的には両方できた方が良いです。ですから私も譜面なしで弾けるようになりたいです。

 

udemyからの私の「たった5種類のピアノコードで4曲両手で弾く方法」は今月末まで無料でご覧いただけます。

よろしかったらどうぞ。

 

ではまた。

 

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ。 実際にピアノでコード弾くときに注意するポイントについて。

 

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

お盆を過ぎてから、秋を感じる私ですが、皆さんはいかがでしょうか。

朝夕の涼しさなどは一番心地よく感じています。人はお天気によってかなり

気分を左右されるのがわかります。

 

コードをピアノで弾いてみましょう

 

私はコード(和音)が子供の頃から好きでした。 和音には3つくらいの音があり

一緒に弾くとハーモニーができます。ですからなんのメロディーがなくてもコードだけ弾いて

いても楽しかったですね。

 

のちにこれが和声学に発展して、作曲の基本になるのです。その最初の一歩がコードです。

3つの音を同時に弾く方法や次のコードに移る時のポイントをお話ししています。

 

 

初めは「基本形」を覚えてくださいね。 基本形を覚えることでルート(根音)が理解できます。

そのルートの上に積み重なっている音が、コードになるわけです。

そしてその基本形がなんとか弾けるようになってから、転回形にチャレンジしてください。

 

 

では右手の方はどうでしょうか。皆さんが好きな曲や、弾きやすい歌などを初めてみると良いでしょう。

サンプルとして「ジャンバラヤ」を見てみましょう。 私はカーペンターズの歌で知りましたが、この歌は

古いアメリカ民謡のようです。ジャンバラヤは南部の郷土料理の一つで(混ぜご飯)的なものです。

 

 

ジャンバラヤ

 

軽快な歌で、歌いやすく弾きやすい曲です。常に音は上下を繰り返すのですが、

歌っているときには気づかない音の動きがあります。その点が「歌う」のと「弾く」

のでは違ってくるのです。

 

題名のジャンバラヤってなんだろうと調べたり、歌詞を調べたりするのも面白いですよ。

一つの歌にも様々な文化や歴史、地域性などが含まれているのです。

ですから音楽は「文化」の一部であり「教養」をも含む素晴らしいものですね。

 

まとめ

 

この夏も酷暑でしたね。

向日葵の花が、あまりの暑さに枯れてしまった、

という話を聞いて、植物にとっても辛い夏であったようです。

 

 

もう少し経つと子供たちの学校が始まり、元気な声が聞こえると

良いのですが、まだまだ不安が残っていますね。

 

私個人としては、お子さんたちがマスクを外して大声で歌えるような

時が早く来て欲しいです。

 

学校でマスクを外すことは許される場面があるものの、生徒たちは他人の目を気にして外さないそうです。

成長期のお子さんにとっては、あまり良いことではないですね。

 

秋の空気を思いっきり吸いたいです。

 

ではまた。

 

シニアの初心者のためのコード挽きピアノ。 音楽の練習はIQを高くするという事実について。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださりありがとうございます。

 

今日もまた暑い日ですが、午前中には30度になっていたようで、異様な暑さです。

夜になっても気温が下がらず、何かずうっとお風呂に浸かっているような感じがします。

 

さて今日は「音楽はIQを高くする」というテーマです。

IQは変動するようです。運動やなんとダイエットをしてIQが高くなったという方もいます。

食事内容がかなり改善されたのでしょうね。

IQがどれくらい高くなったりするか、というと(20)位高くなるケースがあります。

 

ピアノを習う家庭

 

 

かつては、ピアノを習える家庭は、親の収入が高く、教育費におかねをかけられる家庭。

だから子供の頭が良くなるのでは?と考えられていました。またその家庭の両親は高学歴な親が

多く、遺伝子的な問題で子供も優秀なのでは?と思われていました。

 

では反対に環境に恵まれず、低収入、低学歴の家庭の場合はどうなのでしょうか。

まさに音楽はこうした親の優位性にも負けない影響力があった、という証明がなされました。

それが南米ベネズエラで、ホセ・アントニオ・アブレウ博士によって始められた社会変革を

目指した音楽教育を「エル・システマ」と言います。

 

エル システマ

 

 

家庭の経済状況にもかかわらず、全てのこどもが無償で集団での音楽教育が

受けられる仕組みが原点です。

子供たちが自ら、協調性や規律を学びながら、目標に積極的に取り組んでいく姿勢を

育んでいくことにより、希望や誇りを持てることを目的としています。

 

この活動は世界的に活躍する指揮者、グスターボ・ドゥダメルなど多くの一流音楽家を

排出していいるだけではなく、子供たちを犯罪や暴力から守り、学業面も含めてポジティブ

な影響を与えてきていることで、ユネスコなどのが外部機関からも評価されいます。

2016年時点で60以上の国と地域で展開されています。

数年前にも私の住んでいる地域で「子供オーケストラ」の企画があり、海外の子供たちと

一緒に演奏会がありました。

 

ユース・オーケストラ・ロサンゼルス

 

アメリカ ロサンゼルスでの「エル・システマ」に参加した子供たちの感想です。

私はオーケストラで演奏しているときが一番好きです。自分と仲間が一緒になって素晴らしい音楽を作り出せるからです。その時には明日の食べ物や、今晩の宿題のことを忘れて自分が弾く一つ一つの音に集中して、それぞれの音を通して物語を紡いでいきます。

 

違う楽器が一緒に練習し演奏するという過程は、人生そのものではないかと思います。私たちは何も無いとこらから来て、何もできないと思われているけど、とても美しいものを作り出しています。誰でも一生懸命努力して目標に向かっていけば、私たちのようにできると思います。

 

クラシック音楽は、私が知らなかった私を見つけさせてくれました。また新しい視点もくれました。クラシック音楽の世界はとても美しく、それゆえこの世界も美しいと思えます。

 

脳の構造の変化

 

音楽で脳の構造が変わるのか、興味深い研究があります。

 

まずは聴覚が変化します。当然ですが、音楽を演奏しますとそうなります。

聴覚が優れていると、クラスがガヤガヤしていても先生のお話を正確に聞き取れるようになり、

言葉の習得も早くなります。ことはを理解する能力、コミュニケーション能力が優れてくる。

さらに脳構造が変わり、脳内で情報を早く大量に伝達できるようになる。

 

まとめ

 

本日のまとめは、今後もまだ続きがありますので、とりあえずという感じですが、

音楽による影響は思った以上に大きいということです。

お子さんだけではなく、何かを成し遂げる時に必要な忍耐力や、そして情緒的な部分は

納得できます。

 

スポーツなども我慢強さが養われますが、「勝ち負け」がありますので、少し音楽とは違う

我慢強さかと思います。

初めてから知る音楽の深さや影響力は、「大人になって初めてピアノを習う方」にも同じ結果が

出るでしょう。さまざまな感情や想いが沸き起こってくる音楽の不思議、まだまだ続きます。

 

この度私不肖河原が、新たにudemyより講座を出しました。ピアノを習いたいけれど、

まず何から始めれば良いのか、迷っているようでしたら、ぜひ「コード弾き」を始めてみてくださいね。

いつも読んでくださっている方へのプレゼントとして定価は5500円ですが今しばらくは

無料でご覧いただけます。    よろしかったらどうぞ。

 

ではまた。

 

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ。 一人でも大勢でも楽しい楽器演奏について。

皆さんこんにちは、お元気ですか?

いつもブログをご覧くださりありがとうございます。

 

これからお盆の時期を迎え、少し慌ただしくなる方もいらっしゃることでしょうね。

帰省や法事などが予定されていたり、その準備でまた人の流れができます。

そうするとまたもや感染者の数字が大きくなっていくのでしょうか。

「風邪と同じようなもの」との発言もありました。もしそうなら、もうそれでいいわ、と

思ってしまいます。

 

さて本日は「音楽が人に与える恩恵」についてお話ししたいと思います。

 

音楽の脳への恩恵

 

 

アメリカのロスアンゼルス市内の、恵まれない地域のお子さんに音楽のレッスンを受けさせて

「音楽のの上の恩恵」を追跡調査した結果があります。

この調査は2011年から5年間にわたり行われました。

 

その地域のお子さんたちは家庭環境が悪く、両親がいても食事が満足に食べられない子供たちや

親が薬中毒であったり、服役中であったりと、子供たちがとてもまともな生活を送れない状況の中で

その子供たちに楽器を与え、定期的に集まって皆で合奏をする、という実験をしました。

 

当初は楽器の練習を途中で投げ出したり、5分と座っていられない子供達だらけでした。

このプロジェクトを担当して指揮者として子供たちと接していた方は、時には子供の両親から脅迫を受けたり

暴行に会ったこともあるようです。ですが少しづつ子供達に変化が見られました。

 

年が上のお子さんが下の子供さんたちに楽器を教えるとか、指揮者の指示に従うように促すなど

変化が見られました。今まで知ることのなかったクラシック音楽の音色に魅せられたからでしょう。

演奏に夢中になっていると、「明日食べるものがなくても、その時にはその心配を忘れることができた。」

と感想を述べている子供もいました。

 

楽器を演奏して合奏するというのは高度な聴覚が必要になります。

音の強さ、種類、音色、高低、リズムなどを認識して区別しなくてはなりません。

 

結果

 

 

結果は当然ですが、聴覚が優れ、音情報の処理スピードが速くなり、なんといっても

言語を聞いて理解する能力がついたことです。それ以前は「人の話を聞く」といくことが

できなかったのでしょう。

 

そして学校に行って、音楽の訓練をうけた子供たちは、教室で雑音があっても先生の話を、他の子供よりも

より正確に先生の話を聞くことができるわけです。ですから学校に行く意味がわかるようになり、

学校に行き出すようになりました。もちろん学業成績にも良い影響があり得ます。

 

また前頭葉にも良い影響があったそうです。

 

前頭葉の機能

 

 

前頭葉は認知機能を受け持っています。認知機能とは、記憶、思考、理解、計算、学習、言語

そして判断、計算、感情のコントロールなどの知的な能力の部分です。さらに人が社会的、自立的、

創造的な活動を行うのに非常に重要な機能とされています。

 

さらに前頭葉は訓練で大きくできることがわかっています。大きな前頭葉があることが大切ですので

やはり全ての人にとっても前頭葉を鍛えることは大切なようです。

 

まとめ

 

 

この動画良いでしょう? 感激しちゃいます。おそらくドイツかオーストリアでの映像でしょう。

私は軽音楽も好きですが、たまにはクラシックも良いです。特にオーケストラは格別に好きです。

だってオーケストラの中にはなんでもありますからね、太鼓もあればラッパもあるしバイオリンもあります。

もちろん合唱を加えても良いのです。そしてそれを見ているギャラリーの皆さんの表情もいいです。

 

一人でも楽器演奏は楽しいですが複数で合奏すると、なんでもできる、見本のようです。

私はピアノの指導をしていますが、一人で弾いているとどうしても「独りよがり」になりがちです。

ですが、連弾(二人以上で弾くこと)や、他の楽器との合奏などは本当に楽しいです。それに

少しぐらい間違えたって気になりません、それどころかみんなで助け合って、自分のミスをカバー

してくれます。 そんな感動を皆さんにも味わっていただきたいです。

 

私は気軽に音楽を楽しむための、「コード奏法」にこだわりがあります。

人と争うのではなくて、人と調和することが音楽の醍醐味であります。そこに

上手い下手はありません。「愛と調和」を感じて欲しいです。

 

コード奏法のピアノは気軽に始められて、すぐに曲が弾けるようになり、他の人と

コラボしやすい世界共通のものです。そして認知機能を高め、感情を豊かにします。

これからずっと人生を楽しんでいきたい方におすすめです。

 

udemyから「たった5つのコードで4曲弾けるようになる方法」というコースを出しました。

参考になると思います。定価は5500円ですが今なら無料でごらにただけますよ。

よろしかったらどうぞ。

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

シニアのためのコード弾きピアノ。 音楽と教養。 芸術と知的に関わることについて。

皆さんこんにちは、お元気ですか?

いつもこのブログをごらんくださりありがとうございます。

 

毎日のように「命に関わる暑さ」と、警報が出ています。

屋外でお仕事をされる方には本当に、充分お気をつけてほしいです。

もちろん室内でも熱中症になるそうで、インドア派の私もこまめな水分補給を心がけています。

皆さんも充分に気をつけてくださいね。

 

さあ今日は「音楽と教養」についてお話ししたいと思います。

 

音楽と教養

 

 

音楽に教養が含まれるのか、教養の中に音楽が入るのか、と考えますと、

例えば米国のハーバード大学では、一般教養科目の中に「美学的・解釈的理解」や

「文化と信念」など、聞いただけでは理解不能な科目があります。ですから、教養の中に

芸術が含まれると考えて良いと思います。

 

この「美学的解釈的理解」カテゴリーの中に芸術関連科目があり、目的としては、

文学、絵画、彫刻、建築、音楽、映画、舞踊、宗教、装飾などの文化的表現を理論的かつ

批判的に解釈し、芸術の世界と知的に関わり合うこと。だそうです。

 

「芸術の世界と知的に関わること」こそが教養人である。なんかかっこいいですね。

では私は音楽と知的に関わっているだろうか? と反省することがあります。

まず知的に関わることの一つとしては、音楽の歴史(世界史も含めて)や、そこから見えてくる

音楽が果たした役割、などを知ると結構知的に関わっていくようになる、と私個人は思います。

 

総合大学と音楽学科

 

アメリカのアイビーリーグと呼ばれる名門大学には、音楽学部があります。なんと

マサチューセッツ工科大学にも音楽部があるそうです。

確かに音楽家の中には「数学が得意」という方もいて、(ワタシではない)初めは

驚きましたが今は興味深くて、音を数字であらわすコード奏法でのアドリブ部分などは

数字の塊ですので、数字と音楽の関係はその辺りからも感じることはできます。

 

音楽は幾何や天文学と同じく数の理論で説明されるもので、どうやら音楽は数学系に

なるようです。ちょっと意外です。

 

まとめ

 

 

ピアノのお稽古から始まって、卒業しても職につけない音大を出て、ピアノ教室をしてきた私ですが、

こんな風に、教養と音楽が結びつくなどとは今まであまり知りませんでした。

つくづく続けてきて良かったと思います。

つきなみな表現ですが、「一つのことをコツコツと続けることの大切さ」を感じます。

まあなんとなく続いてしまった、という方が正しいですが。

 

そんな不肖河原が、第2作目となるudemy(ユーデミー)講座を出しました。

タイトルは「たった5つのコードで4曲両手で弾けるようになる方法」ということで

これをみながら練習すれば、曲が弾けるようになります。

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ。 聴覚について考える。人は亡くなる時も最後まで聴覚は衰えない。

皆さんこんにちは、お元気ですか?

いつもこのブログをご覧くださりありがとうございます。

 

本日は8月1日、「やっと8月?」と感じてしまうのは、連日の酷暑です。

お盆の頃まではこれが続くのでしょうか。今年の夏は長く感じます。

そしてコロナは今が第7波でしょうか、どうやら第8波と第9波もあるらしいです。

昨日厚生労働大臣がご発言されていたようですが、できたらこのような予想は外れてほしいです。

 

ですが、ワクチン接種も早5回目?。もうワクチンまみれになってしまう。「私の個人的な感想です。」

 

さあ本日は「聴覚」についてお話ししたいと思います。

 

生まれる前から聴覚はある

 

 

人間はお腹にいるときにはもう耳が聞こえています。

ですから外で大きな音がすると、お腹の赤ちゃんは「ビクッ」とします。

そうして生まれてからは聴覚を頼りに、周りを認識していきます。

そうですよね、まだ目が見えていないわけですから。

 

お母さんのお腹に向かって話しかけたりするのは、良いことです。

なるべくご両親は常に穏やかに、笑い声を赤ちゃんに届けてほしいですね。

これが「胎教」の一つでもあります。

 

そして良い音楽を聴かせるなどもあります。では良い音楽とはなんでしょうか。

それは、お母さんが好きな音楽や歌が良いと思います。何も特に好きでもないクラシック音楽を

一日中聴いていたら、好きになるかもしれませんが、帰ってストレスを感じてしまうかもしれません。

気持ちが穏やかになるような音楽が良いでしょう。

 

生まれてからの音楽

 

生誕して、やがて目が見えるようになると、目から情報が入ってきますので、以前ほど

耳を頼りにしなくなっていきます。それでも生まれる前に声をかけてくれた父母の声や

祖父、祖母の声などははっきりと区別できます。ですからなるべく話しかけてあげましょう。

歌を歌ってあげても良いですね。

 

「音」は自然と入ってきます。「音楽」は自ら聴こうとする前に、環境によって耳に入ってきます。

例えばスーパーで流れている音楽や、レストランで聞こえてくる音楽などがそうです。

テレビの音も入ってきますね。お子さんが好きな番組は見せた方が良いと思います。

 

成長していく過程で、人は自然と音楽を求めていくようになります。

その求めていく音楽は、幼い頃に耳に入ってきた音楽の影響は少なからず受けます。

両親がクラシック音楽が好きでしたら、そのクラシック音楽を身近に感じ、家族がジャズなどを

愛好していたなら、ジャズが好きなお子さんになります。

おじいちゃんがジャズが好きで、おじいちゃんのお膝に乗って聞いているうちにジャズが好きになって

いた幼児さんもいるくらいです。

 

成人してからの音楽

 

 

大人になると自分の好みがはっきりしてきます。髪型から服装、好きな音楽や好きな食べ物などです。

自ら動いて世界を広げていきますから、今までの環境に加えて新たな世界を知っていくのですね。

仕事のストレスを軽減しようと音楽を聴くことも多くなってきます。

仲間と演奏や歌を楽しむこともできます。バンドを作ったり、バンドに入ったり、グループを作って

一緒に楽しもうとします。

 

一人で音楽を楽しむのも良いですが、仲間がいると心強いですしね。

 

 

特にジャズはかなり高齢になるまで楽しめるようですね。

「耳が遠くなる」とか「よく聞こえない」などは一応老化現象の一つですが、

音楽を聴くことや、人と話すことなどで緩和されると思います。

 

そして人は亡くなる時も最後まで聴覚は衰えないそうです。

もっと耳を大切にしなくてはいけないと思います。

 

終わりに

 

最後までご覧くださり、ありがとうございます。

この度私が、第2作目の「udemy講座」を発表いたしました。

タイトルは「たった5種類のコードを覚えるだけで4曲両手で弾く方法」

です。ご覧くださった方へのプレゼントとして無料で講座がみられますので、

よろしかったらどうぞ。

 

 

 

ではまた。

 

 

 

シニアのためのコード弾きピアノ。 ピアノを習うことで得られる体験とは何か。曲の習得で得られること。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださりありがとうございます。

 

最近の私は「もう暑いのに疲れた。」状態で、まだこれから本格的な夏になるのに、早くも

夏バテ気味です。皆さんはいかがですか?

よく寝たと思っていても、いざ起きてみると疲れが取れていない感じです。

youtube で「よく眠れる音楽」などもたまに聴いてみる事があります。

 

 

クリスタルボウルによる「あなたを深い眠りに誘う」音ですね。

瞑想用でもあるようですが、30分くらいで短めです。他のものは数時間、長いもので7時間くらいの

音楽もありますが、朝まで音を流しっぱなし状態になるのでしょうか。

 

曲を習得すること

 

「瞑想用」や「ヒーリング用」など様々な音楽がありますが、「音楽」として出来上がる以前は

「雨乞い」「神に捧げる」「豊作を祈る」「病気を治す」などと、治療用に使われていました。

この点は今も変わりませんね。「音」による振動で肉体を癒す目的として、「音楽療法」などもあります。

 

一つの楽曲を自ら練習することは「精神」を磨くことになります。どんなことがあるかと言いますと

 

1。曲の習得と通して判断力、決断力を養う。

2。やり遂げる喜びを体験する。(達成感、幸福感)

3。失敗を通して自分を知り、認め、対策や感情のコントロールと学ぶ。

(謙虚さ、自制心、解決力、人の痛みがわかる。)

4。自信を持つ。

5。自立する力をつける。

 

この5つの中で「失敗を通して自分を知る」、そして「人の痛みがわかる。」の2つは

ぜひ成長期のお子さんには体験してほしいことです。

 

失敗を恐れるのではなく、「失敗から自分を知りそして他人の痛みがわかる」のは、大切な

ことで、よく学生時代優秀だった人が他人を傷つけてしまう、ようなことが事件としておきますが、

繰り返し、何度もトレーニングを重ねていくと、「なぜ失敗したのか」そして「どのようにすれば

解決できるのか」を自分に問いかけるようになっていきます。

 

自分の弾きたい曲

 

生徒の皆さんが「自分の弾きたい曲」として楽譜を持ってきますが、大体は自分のレベルを

超えています。「絶対にやります」と思いいながらレッスンを始めますが、「やっぱり無理」

になってしまうことも多いです。そこで生徒さん側は、自分を知り、先生側は工夫をして曲を仕上げて

ゆくようにします。(例えば連弾用にするとか)。

中にはものすごい根性を見せて、途中まで弾いた強者も過去にはいました。

 

譜面を見ただけでは、自分のレベルは分かりません。弾き始めて初めてわかるのです。

そしてそれから、どうしようか、と考えることが大切です。

やり方は何通りもあります、先生と相談しながら進めてゆくと良いでしょう。

大人の方は「コード奏法」にすれば、クラシックであっても難易度は下がりますので

ぜひコードを覚えましょう。

 

まとめ

 

 

夏の景色は眩しくてウキウキしますが、外に出るのが憚れるこの頃ですね。

今年の夏の目標や計画はありますか。私の場合、年々計画倒れになることや、地味な

予定になってしまいがちです。

 

例えばこの夏には、庭の草取りをするとか、断捨離をする(これは派手にやる)などと

旅行などにゆけないので、家の中での夏の計画になります。でもやっぱり、旅に出たいです。

 

ではまた。