シニアの初心者のためのコード弾きピアノ。 実際にピアノでコード弾くときに注意するポイントについて。

 

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

お盆を過ぎてから、秋を感じる私ですが、皆さんはいかがでしょうか。

朝夕の涼しさなどは一番心地よく感じています。人はお天気によってかなり

気分を左右されるのがわかります。

 

コードをピアノで弾いてみましょう

 

私はコード(和音)が子供の頃から好きでした。 和音には3つくらいの音があり

一緒に弾くとハーモニーができます。ですからなんのメロディーがなくてもコードだけ弾いて

いても楽しかったですね。

 

のちにこれが和声学に発展して、作曲の基本になるのです。その最初の一歩がコードです。

3つの音を同時に弾く方法や次のコードに移る時のポイントをお話ししています。

 

 

初めは「基本形」を覚えてくださいね。 基本形を覚えることでルート(根音)が理解できます。

そのルートの上に積み重なっている音が、コードになるわけです。

そしてその基本形がなんとか弾けるようになってから、転回形にチャレンジしてください。

 

 

では右手の方はどうでしょうか。皆さんが好きな曲や、弾きやすい歌などを初めてみると良いでしょう。

サンプルとして「ジャンバラヤ」を見てみましょう。 私はカーペンターズの歌で知りましたが、この歌は

古いアメリカ民謡のようです。ジャンバラヤは南部の郷土料理の一つで(混ぜご飯)的なものです。

 

 

ジャンバラヤ

 

軽快な歌で、歌いやすく弾きやすい曲です。常に音は上下を繰り返すのですが、

歌っているときには気づかない音の動きがあります。その点が「歌う」のと「弾く」

のでは違ってくるのです。

 

題名のジャンバラヤってなんだろうと調べたり、歌詞を調べたりするのも面白いですよ。

一つの歌にも様々な文化や歴史、地域性などが含まれているのです。

ですから音楽は「文化」の一部であり「教養」をも含む素晴らしいものですね。

 

まとめ

 

この夏も酷暑でしたね。

向日葵の花が、あまりの暑さに枯れてしまった、

という話を聞いて、植物にとっても辛い夏であったようです。

 

 

もう少し経つと子供たちの学校が始まり、元気な声が聞こえると

良いのですが、まだまだ不安が残っていますね。

 

私個人としては、お子さんたちがマスクを外して大声で歌えるような

時が早く来て欲しいです。

 

学校でマスクを外すことは許される場面があるものの、生徒たちは他人の目を気にして外さないそうです。

成長期のお子さんにとっては、あまり良いことではないですね。

 

秋の空気を思いっきり吸いたいです。

 

ではまた。

 

シニアのためのコード弾きピアノ。 ピアノや音楽と大人のIQの関係性について。 大人になってからもIQは上がるのか。

皆さんこんにちは。お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださりありがとうございます。

 

私の夏休みも本日で終わります。また生徒さんたちとレッスンを再開します。

それぞれの夏休みがあったでしょうね。まだまだ規制がありますが、個人が注意をして

のりきって過ごすしかありません。

 

さあ今回も大変興味深い「音楽と大人のIQの関係」についてお話しします。

 

 

大人のIQについて

 

子供から青年期までには関心のあるIQも、大人になると「もう、いまさら」などと思いがちです。

ですが、興味深いIQの調査があります。ミュージシャンとアマチュアのIQをを調査したものです。

 

まず 1のグループは ミュージシャン(音楽家) 5年以上の音楽の訓練を受け、音楽学校を

  卒業している。または演奏や音楽教育活動に従事していて収入を得ている。(楽器は不特定)

 

   2つめのグループは アマチュア 5年以上の音楽の訓練を受け知いるが、ミュージシャンの

   条件に一致しない。

 

   この2つグループの人たちに、認知機能と実行機能に対するIQを測定した。

 

   認知機能とは、外からの刺激に対して記憶、思考、理解、計算、学習、言語

   判断などを行う知的な能力。

 

   実行機能/遂行機能とは認知した後に複雑な課題の遂行に際し、課題ルールの

   維持や変更、情報の変更などを行うことで思考や行動を制御する高度な認知機能。

 

IQテストの結果

 

  • ミュージシャンは、さまざまなテスト(4種類)全部のIQテストで最高成績であった。
  • その4種類とは、(言語性IQ、動作性IQ、全IQ, 補助IQ)。
  • 訓練期間が長いほど、IQへの良い影響がある。
  • 実行機能テストも最高成績であった。
  • 実行機能と音楽の訓練期間/時間は正比例した。
  • 音楽の訓練にプラス他の専門分野がある人はより認知機能が高い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一番上の写真は見づらいですが、黄緑色の部分が脳梁で左右の大脳半球を結ぶ橋です。

この部分が太くなるのが特徴です。

 

 

ピアノは脳全体を使う

 

 

では私たちがピアノを練習しているとき、どのような行動をしているかと言いますと、

 

  1.  大譜表(ピアノ譜)を見て膨大な量の情報を読み、分析する。
  2.  適切な感情、状況、音のイメージなどを頭に置く。
  3.  10指を違う方向に最速で動かす。
  4.  指は正確に鍵盤の動きをサポートするために動く。
  5.  練習では、この動作の一つ一つを決定づけ記憶する。
  6.  演奏では記憶を呼び覚まし適切に音を出し(現在)、出した音を分析(過去)する。
  7.  次に出す音を随時に考え修正(未来)する。

 

まとめ

 

このような実験結果を見ますと、すごいことをしているのだと感心いたしますが、

ピアノを練習して演奏するまでの間には、実際このような内容のことを通過していると

思います。もちろん個人差はありますが、さまざまなことに気を配って弾いていますよ。

 

 

今回のブログは少し文字の大きさを変えたり、いつもと違うやり方などを実践してみました。 頭を使わないと私もなりませんからね。いかがでしょうか?

 

ご覧のように音楽は多岐に渡り、さまざまな機能を働かせなくてはなりません。ですが、なんといっても音に癒されることが一番の喜びではないでしょうか。

 

どなたでもすぐに両手でピアノが弾けるようになる「たった5種類のコードを覚えるだけで4曲両手で弾く方法」

が発売されています。いつもご覧くださっている方へプレゼントとしてしばらくの間無料でご覧いただけます。

よろしかったらどうぞ。

  

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ではまた。

 

シニアのためのコード弾きピアノ。 言葉と音楽の関係。 音楽で脳をトレーニングする。 

皆さん、こんにちは。お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

今日まで「お盆休み」の方は多いのでしょうか。

今年の夏は制限のない夏休みでしたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

私は法事が先日ありましたが、それ以外は在宅しています。

 

元々あまり人に会う方ではないですが、久しぶりに親族に会って、みんなで話をするとやっぱり楽しいな、

と思います。 ですから今回の帰省などは、皆さんにとっても、ひときわ意義深かった方が多いのではないでしょうか。

でも不思議ですよね、毎年あると思うと負担に感じる方も多いでしょうが、たまにあるのはなぜが

楽しい。

 

旅行中や帰省中で、楽しいやら疲れるやらでしょうから今回は脳トレについてお話しします。

 

音楽で脳トレ

 

 

音楽は左右両方の大脳半球を使うために、かなり広範囲に刺激を受けます。

それは言語よりも範囲が広いのです。ですから幼児期の言語習得に聴覚がとても重要な

役割と担っています。

 

幼い頃の言葉は拙くて可愛らしいですが、「お歌」を歌うことで言葉や感情などが効果的に

言葉の習得に役立ちます。本人も楽しく言葉などを覚えますので、幼児さんにはお歌をお勧めします。

ぜひ一緒に歌って踊ったりしてはいかがでしょうか。

 

昔のことは忘れてしまっても、昔のうたや音楽は覚えていることがよくあります。これこそが「脳トレ」

です。その曲に付随したことも思い出します。当時の年齢やお友達の名前、などかなり鮮明に思い出せます。

これはすでに認知症を発症してしまった方でも思い出せるそうです。

 

ですからぜひ日常に音楽を取り入れて、また自ら演奏もしていますと、大変良い効果があります。

 

ラジオ体操

 

夏休みといえば、昔は「ラジオ体操」に子供は毎日通ったものです。

しかも朝の早いうちから神社などに集まって、首からカードをぶら下げて、私も兄と

自転車漕いで通いました。 日本人なら誰でも知っている「ラジオ体操」です。

 

なぜみんな、あのピアノ伴奏が流れると体操の順番までも思い出せるのでしょう。

 

 

それはピアノ伴奏と一緒だからですね。

伴奏なしに体を動かすのは意外と難しいです。 雰囲気が出ません。

これはもう日本が誇る、日本人なら誰もが知っている準備体操です。

 

まとめ

 

音楽は時としてBGMのように脇役に回ることがありますが、実はその音楽なしでは成り立たないことも

多いのです。今の時期でしたら、お坊さんがお経の時に木魚や鈴などを鳴らしますが、もし木魚も何もなかったら

お経も読みづらいですし、聴いている方も「何が何だか」ですよね。

 

よく知られている「般若心経」なども木魚をお坊さんが叩いてくれると、一緒にお唱えしやすいです。

 

私が学生時代にゼミで聞いた「チベットのお経の音楽」は神秘的でした。日本ではあまり聴くことはないですが、

私の祖母が他界した時にお寺さんからお坊さんが三人いらして、それぞれ楽器を手に持ち、お経をあげて

くださいました。確か太鼓とシンバル(チベット風の)と鈴でした。

 

素晴らしかったですよ。今まで参列したどのお葬式よりもよかったです。

それは、おばあちゃんの戒名が良いからだそうです。(大人の事情です。)

ですが見応え、そして聞いていて本当に素晴らしく、感動さえしました。

 

お盆ですので、こんなことを思い出しました。

 

ではまた。

 

シニアのためのコード弾きピアノ。 ピアノを弾くことと同じくらい大切なこととは何か。

皆さん、こんにちは。お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

昨日の祭日(山の日)からのお盆休み中の方も多いことでしょう。

普段と違うこの時期は刺激的でもあり、疲れもありですが、リフレッシュできるといいですね。

ピアノの練習もできないことの方が多いと思います。それもまた必要なことでしょう。ですが

「弾くのと同じくらい大切なこと」があります。

 

弾くだけではなくて

 

 

ただがむしゃらに弾くだけでは、足りないこととは、「聞くこと」です。

はあ、と思うかもしれませんが、ピアノなどを譜面を見て弾いていると、集中しているあまりに

自分の出している音や、その曲の全体像が分かりずらくなります。

 

「聞く」ということは音楽の基本なのですから、自分の演奏を聴いたり、その曲を何度も聴いてみましょう。

原曲の素晴らしさを確認して自分の演奏に生かすようにすると、もっと良いピアノ演奏になると思います。

そうゆう私も譜面ばかりに頼って、原曲をよく聞かないこともあり、反省しています。

 

ちょっと弾いてみる

 

 

譜面が読める方は、どんな曲なのか、ちょっと弾いてみる事をなさっていると思います。

右手のメロディーを弾いてみて、「ああ、あの曲か。」とか題名の分からなかった曲に

遭遇することもあります。

そんな時譜面が読めると便利ですし、楽しいのですが、これはまだ譜面に頼り切っています。

 

両手で弾けるようになったり、どんな曲なのかよく分からないときは、原曲を何度も聴くことが

重要です。そして曲の雰囲気やテンポなどを確認して、自分はどのくらいのテンポで弾こうかしら

などと自分のオリジナリティーを考えるのも楽しいですね。

 

グループで演奏する時には必ず、テンポやイントロ、エンディングなどをはっきり決めてから、曲を

スタートしますね。それはとても大事なことですから。

 

コード表記の曲

 

 

両手共に楽譜の時にはその譜面通りに弾く必要がありますが、メロディーとコードだけが書いてあったら

左手はだいぶ楽になります。ですからコード奏法は楽ですよ。

そして右手のメロディーを弾くときのポイントとして、メロディーが上がってゆく時には指を残しておく

必要があります。5本ある指のうち小指や薬指を残しておかないと、メロディーが登ってゆくときに

弾けなくなったしまうからです。

 

このようなことを独学の方は充分に知っておかないと、おかしな指使いになって少し

見苦しくなってしまいます。見苦しいだけではなく、弾きづらいですし、うまく弾けません。

上達しづらくなりますので、意外と大切なことです。

 

最近ではプロの演奏などをyoutubeなどで、簡単に見る事もできます。可能であるなら

その方の指使いとかもご覧になると良いと思います。

 

まとめ

 

 

歌や曲には様々なタイプがあります。

弾きやすい曲や、早い曲、すごく跳ねる曲など、たくさんあってどれを弾こうか迷いますね。

そこで「まず聴いてみる」事をはじめにやると曲のイメージがはっきりして、弾きやすくなります。

イメージトレーニングの一つでしょうか。

 

ですから、ピアノが弾けないときでも、聴いたりイメージすることはできますし、それもとても

大切なことですので、ぜひ実践してみてください。

 

私は大人からピアノを習う方には「コード奏法」をお勧めしています。

左手の負担が少ないことや、曲がすぐに両手で弾ける喜びを知ってほしいからです。

その私のudemy講座「たった5種類のコードを覚えるだけで4曲両手で弾く方法」が

5500円で発売になりましたが、いつもこのブログを読んでくださっている方に無料で

プレゼントいたします。よろしかったらどうぞ。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

シニアの初心者のためのコード挽きピアノ。 音楽の練習はIQを高くするという事実について。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださりありがとうございます。

 

今日もまた暑い日ですが、午前中には30度になっていたようで、異様な暑さです。

夜になっても気温が下がらず、何かずうっとお風呂に浸かっているような感じがします。

 

さて今日は「音楽はIQを高くする」というテーマです。

IQは変動するようです。運動やなんとダイエットをしてIQが高くなったという方もいます。

食事内容がかなり改善されたのでしょうね。

IQがどれくらい高くなったりするか、というと(20)位高くなるケースがあります。

 

ピアノを習う家庭

 

 

かつては、ピアノを習える家庭は、親の収入が高く、教育費におかねをかけられる家庭。

だから子供の頭が良くなるのでは?と考えられていました。またその家庭の両親は高学歴な親が

多く、遺伝子的な問題で子供も優秀なのでは?と思われていました。

 

では反対に環境に恵まれず、低収入、低学歴の家庭の場合はどうなのでしょうか。

まさに音楽はこうした親の優位性にも負けない影響力があった、という証明がなされました。

それが南米ベネズエラで、ホセ・アントニオ・アブレウ博士によって始められた社会変革を

目指した音楽教育を「エル・システマ」と言います。

 

エル システマ

 

 

家庭の経済状況にもかかわらず、全てのこどもが無償で集団での音楽教育が

受けられる仕組みが原点です。

子供たちが自ら、協調性や規律を学びながら、目標に積極的に取り組んでいく姿勢を

育んでいくことにより、希望や誇りを持てることを目的としています。

 

この活動は世界的に活躍する指揮者、グスターボ・ドゥダメルなど多くの一流音楽家を

排出していいるだけではなく、子供たちを犯罪や暴力から守り、学業面も含めてポジティブ

な影響を与えてきていることで、ユネスコなどのが外部機関からも評価されいます。

2016年時点で60以上の国と地域で展開されています。

数年前にも私の住んでいる地域で「子供オーケストラ」の企画があり、海外の子供たちと

一緒に演奏会がありました。

 

ユース・オーケストラ・ロサンゼルス

 

アメリカ ロサンゼルスでの「エル・システマ」に参加した子供たちの感想です。

私はオーケストラで演奏しているときが一番好きです。自分と仲間が一緒になって素晴らしい音楽を作り出せるからです。その時には明日の食べ物や、今晩の宿題のことを忘れて自分が弾く一つ一つの音に集中して、それぞれの音を通して物語を紡いでいきます。

 

違う楽器が一緒に練習し演奏するという過程は、人生そのものではないかと思います。私たちは何も無いとこらから来て、何もできないと思われているけど、とても美しいものを作り出しています。誰でも一生懸命努力して目標に向かっていけば、私たちのようにできると思います。

 

クラシック音楽は、私が知らなかった私を見つけさせてくれました。また新しい視点もくれました。クラシック音楽の世界はとても美しく、それゆえこの世界も美しいと思えます。

 

脳の構造の変化

 

音楽で脳の構造が変わるのか、興味深い研究があります。

 

まずは聴覚が変化します。当然ですが、音楽を演奏しますとそうなります。

聴覚が優れていると、クラスがガヤガヤしていても先生のお話を正確に聞き取れるようになり、

言葉の習得も早くなります。ことはを理解する能力、コミュニケーション能力が優れてくる。

さらに脳構造が変わり、脳内で情報を早く大量に伝達できるようになる。

 

まとめ

 

本日のまとめは、今後もまだ続きがありますので、とりあえずという感じですが、

音楽による影響は思った以上に大きいということです。

お子さんだけではなく、何かを成し遂げる時に必要な忍耐力や、そして情緒的な部分は

納得できます。

 

スポーツなども我慢強さが養われますが、「勝ち負け」がありますので、少し音楽とは違う

我慢強さかと思います。

初めてから知る音楽の深さや影響力は、「大人になって初めてピアノを習う方」にも同じ結果が

出るでしょう。さまざまな感情や想いが沸き起こってくる音楽の不思議、まだまだ続きます。

 

この度私不肖河原が、新たにudemyより講座を出しました。ピアノを習いたいけれど、

まず何から始めれば良いのか、迷っているようでしたら、ぜひ「コード弾き」を始めてみてくださいね。

いつも読んでくださっている方へのプレゼントとして定価は5500円ですが今しばらくは

無料でご覧いただけます。    よろしかったらどうぞ。

 

ではまた。

 

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ。 一人でも大勢でも楽しい楽器演奏について。

皆さんこんにちは、お元気ですか?

いつもブログをご覧くださりありがとうございます。

 

これからお盆の時期を迎え、少し慌ただしくなる方もいらっしゃることでしょうね。

帰省や法事などが予定されていたり、その準備でまた人の流れができます。

そうするとまたもや感染者の数字が大きくなっていくのでしょうか。

「風邪と同じようなもの」との発言もありました。もしそうなら、もうそれでいいわ、と

思ってしまいます。

 

さて本日は「音楽が人に与える恩恵」についてお話ししたいと思います。

 

音楽の脳への恩恵

 

 

アメリカのロスアンゼルス市内の、恵まれない地域のお子さんに音楽のレッスンを受けさせて

「音楽のの上の恩恵」を追跡調査した結果があります。

この調査は2011年から5年間にわたり行われました。

 

その地域のお子さんたちは家庭環境が悪く、両親がいても食事が満足に食べられない子供たちや

親が薬中毒であったり、服役中であったりと、子供たちがとてもまともな生活を送れない状況の中で

その子供たちに楽器を与え、定期的に集まって皆で合奏をする、という実験をしました。

 

当初は楽器の練習を途中で投げ出したり、5分と座っていられない子供達だらけでした。

このプロジェクトを担当して指揮者として子供たちと接していた方は、時には子供の両親から脅迫を受けたり

暴行に会ったこともあるようです。ですが少しづつ子供達に変化が見られました。

 

年が上のお子さんが下の子供さんたちに楽器を教えるとか、指揮者の指示に従うように促すなど

変化が見られました。今まで知ることのなかったクラシック音楽の音色に魅せられたからでしょう。

演奏に夢中になっていると、「明日食べるものがなくても、その時にはその心配を忘れることができた。」

と感想を述べている子供もいました。

 

楽器を演奏して合奏するというのは高度な聴覚が必要になります。

音の強さ、種類、音色、高低、リズムなどを認識して区別しなくてはなりません。

 

結果

 

 

結果は当然ですが、聴覚が優れ、音情報の処理スピードが速くなり、なんといっても

言語を聞いて理解する能力がついたことです。それ以前は「人の話を聞く」といくことが

できなかったのでしょう。

 

そして学校に行って、音楽の訓練をうけた子供たちは、教室で雑音があっても先生の話を、他の子供よりも

より正確に先生の話を聞くことができるわけです。ですから学校に行く意味がわかるようになり、

学校に行き出すようになりました。もちろん学業成績にも良い影響があり得ます。

 

また前頭葉にも良い影響があったそうです。

 

前頭葉の機能

 

 

前頭葉は認知機能を受け持っています。認知機能とは、記憶、思考、理解、計算、学習、言語

そして判断、計算、感情のコントロールなどの知的な能力の部分です。さらに人が社会的、自立的、

創造的な活動を行うのに非常に重要な機能とされています。

 

さらに前頭葉は訓練で大きくできることがわかっています。大きな前頭葉があることが大切ですので

やはり全ての人にとっても前頭葉を鍛えることは大切なようです。

 

まとめ

 

 

この動画良いでしょう? 感激しちゃいます。おそらくドイツかオーストリアでの映像でしょう。

私は軽音楽も好きですが、たまにはクラシックも良いです。特にオーケストラは格別に好きです。

だってオーケストラの中にはなんでもありますからね、太鼓もあればラッパもあるしバイオリンもあります。

もちろん合唱を加えても良いのです。そしてそれを見ているギャラリーの皆さんの表情もいいです。

 

一人でも楽器演奏は楽しいですが複数で合奏すると、なんでもできる、見本のようです。

私はピアノの指導をしていますが、一人で弾いているとどうしても「独りよがり」になりがちです。

ですが、連弾(二人以上で弾くこと)や、他の楽器との合奏などは本当に楽しいです。それに

少しぐらい間違えたって気になりません、それどころかみんなで助け合って、自分のミスをカバー

してくれます。 そんな感動を皆さんにも味わっていただきたいです。

 

私は気軽に音楽を楽しむための、「コード奏法」にこだわりがあります。

人と争うのではなくて、人と調和することが音楽の醍醐味であります。そこに

上手い下手はありません。「愛と調和」を感じて欲しいです。

 

コード奏法のピアノは気軽に始められて、すぐに曲が弾けるようになり、他の人と

コラボしやすい世界共通のものです。そして認知機能を高め、感情を豊かにします。

これからずっと人生を楽しんでいきたい方におすすめです。

 

udemyから「たった5つのコードで4曲弾けるようになる方法」というコースを出しました。

参考になると思います。定価は5500円ですが今なら無料でごらにただけますよ。

よろしかったらどうぞ。

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ。 ピアノを弾いているときの心の中は。 夢中になれるものがある。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

地域によっては、大変な大雨が続き避難を余儀なくされている方も多いようです。

1日も早く日常を取り戻すことが大切ですが、今はまだ嵐の中のようで、お見舞い申し上げます。

私が現在住んでいる地域も数十年前に、川の氾濫により一週間も水がひかないことがあったと

聞いています。自然災害はいつ起こっても不思議はないですね。

 

皆さんは1日の中で、どれぐらい「自分の時間」をお持ちでしょうか。

 

自分の時間

 

 

自分一人の時間とは、誰にも邪魔されずに「本を読む」とか「映画を見る」とか

「散歩に出る」や、「瞑想する」などもあるでしょうね。

それぞれ夢中になってときの経つのも忘れてしまいます。

「ぼーっとする時間」を持つのも良いそうですね。ただし元に戻ることが前提ですよ。

 

そして「ピアノを弾く」「楽器の練習」なども「自分の時間」として良いものです。

私の生徒さんの中には、親の介護を毎日されている方もおられます。

そんな中、「ピアノを弾いている時間」は何もかも忘れて没頭できるので、欠かせないもの

なのだそうです。忙しいから何もできないのではなくて、慌ただしくてもその時間を確保すること

が重要です。

 

瞑想すること

 

 

人は皆「瞑想をする時間を保つべきである」と、ヨガの先生とかスピ系の方がよく言われます。

瞑想をすると「頭がスッキリする」とか「インスピレーションが湧く」など良いことがたくさん

ありそうです。私も必要を感じることもありますが、どうしても続きません。

座って瞑想できなければ、たったままで数分目を閉じて自分の呼吸に集中するだけでも良いそうです。

 

私はなんだかんだで瞑想はしませんが、ピアノはほぼ毎日練習をします。そのときの頭の中はさまざまですが

集中できた時は、雑念がない時で練習も捗ったり、「ああ、こうすれば良いのか」などと「きずき」を

感じることがあります。願わくばこのピアノの練習が瞑想と同じような、効果があって欲しいと思います。

 

瞑想をしている方は常に、冷静で、穏やかで、知的で、ひらめきや、覚醒していたり、何かすごいことが

できる人、というイメージですが、皆さんはいかがですか? 瞑想毎日されていますか?

静かな場所で一人瞑想をするのも良いでしょうが、音そのものにも瞑想効果があると言われています。

 

まとめ

 

 

音や音楽にはさまざまな周波数や振動がありますから、瞑想にふさわしい音や音楽を選ぶと

瞑想しやすくなるでしょうね。

クリスタルボウルの音色は私も好きな音です。純粋な響きがして心洗われるようです。

皆さんもお好きな音や音楽を流して瞑想をしてみてはいかがでしょうか。

 

「たった5種類のコードで4曲両手で弾けるようになる方法」というudemy方の新しいコース

が出ました。メロデイーを弾くときのポイントや、両手で合わせるときの練習方法などを解説

しています。今なら無料でご覧いただけます。

 

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ではまた。

 

シニアのためのコード弾きピアノ。 音楽と教養。 芸術と知的に関わることについて。

皆さんこんにちは、お元気ですか?

いつもこのブログをごらんくださりありがとうございます。

 

毎日のように「命に関わる暑さ」と、警報が出ています。

屋外でお仕事をされる方には本当に、充分お気をつけてほしいです。

もちろん室内でも熱中症になるそうで、インドア派の私もこまめな水分補給を心がけています。

皆さんも充分に気をつけてくださいね。

 

さあ今日は「音楽と教養」についてお話ししたいと思います。

 

音楽と教養

 

 

音楽に教養が含まれるのか、教養の中に音楽が入るのか、と考えますと、

例えば米国のハーバード大学では、一般教養科目の中に「美学的・解釈的理解」や

「文化と信念」など、聞いただけでは理解不能な科目があります。ですから、教養の中に

芸術が含まれると考えて良いと思います。

 

この「美学的解釈的理解」カテゴリーの中に芸術関連科目があり、目的としては、

文学、絵画、彫刻、建築、音楽、映画、舞踊、宗教、装飾などの文化的表現を理論的かつ

批判的に解釈し、芸術の世界と知的に関わり合うこと。だそうです。

 

「芸術の世界と知的に関わること」こそが教養人である。なんかかっこいいですね。

では私は音楽と知的に関わっているだろうか? と反省することがあります。

まず知的に関わることの一つとしては、音楽の歴史(世界史も含めて)や、そこから見えてくる

音楽が果たした役割、などを知ると結構知的に関わっていくようになる、と私個人は思います。

 

総合大学と音楽学科

 

アメリカのアイビーリーグと呼ばれる名門大学には、音楽学部があります。なんと

マサチューセッツ工科大学にも音楽部があるそうです。

確かに音楽家の中には「数学が得意」という方もいて、(ワタシではない)初めは

驚きましたが今は興味深くて、音を数字であらわすコード奏法でのアドリブ部分などは

数字の塊ですので、数字と音楽の関係はその辺りからも感じることはできます。

 

音楽は幾何や天文学と同じく数の理論で説明されるもので、どうやら音楽は数学系に

なるようです。ちょっと意外です。

 

まとめ

 

 

ピアノのお稽古から始まって、卒業しても職につけない音大を出て、ピアノ教室をしてきた私ですが、

こんな風に、教養と音楽が結びつくなどとは今まであまり知りませんでした。

つくづく続けてきて良かったと思います。

つきなみな表現ですが、「一つのことをコツコツと続けることの大切さ」を感じます。

まあなんとなく続いてしまった、という方が正しいですが。

 

そんな不肖河原が、第2作目となるudemy(ユーデミー)講座を出しました。

タイトルは「たった5つのコードで4曲両手で弾けるようになる方法」ということで

これをみながら練習すれば、曲が弾けるようになります。

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

シニアの初心者のためのコード弾きピアノ。 聴覚について考える。人は亡くなる時も最後まで聴覚は衰えない。

皆さんこんにちは、お元気ですか?

いつもこのブログをご覧くださりありがとうございます。

 

本日は8月1日、「やっと8月?」と感じてしまうのは、連日の酷暑です。

お盆の頃まではこれが続くのでしょうか。今年の夏は長く感じます。

そしてコロナは今が第7波でしょうか、どうやら第8波と第9波もあるらしいです。

昨日厚生労働大臣がご発言されていたようですが、できたらこのような予想は外れてほしいです。

 

ですが、ワクチン接種も早5回目?。もうワクチンまみれになってしまう。「私の個人的な感想です。」

 

さあ本日は「聴覚」についてお話ししたいと思います。

 

生まれる前から聴覚はある

 

 

人間はお腹にいるときにはもう耳が聞こえています。

ですから外で大きな音がすると、お腹の赤ちゃんは「ビクッ」とします。

そうして生まれてからは聴覚を頼りに、周りを認識していきます。

そうですよね、まだ目が見えていないわけですから。

 

お母さんのお腹に向かって話しかけたりするのは、良いことです。

なるべくご両親は常に穏やかに、笑い声を赤ちゃんに届けてほしいですね。

これが「胎教」の一つでもあります。

 

そして良い音楽を聴かせるなどもあります。では良い音楽とはなんでしょうか。

それは、お母さんが好きな音楽や歌が良いと思います。何も特に好きでもないクラシック音楽を

一日中聴いていたら、好きになるかもしれませんが、帰ってストレスを感じてしまうかもしれません。

気持ちが穏やかになるような音楽が良いでしょう。

 

生まれてからの音楽

 

生誕して、やがて目が見えるようになると、目から情報が入ってきますので、以前ほど

耳を頼りにしなくなっていきます。それでも生まれる前に声をかけてくれた父母の声や

祖父、祖母の声などははっきりと区別できます。ですからなるべく話しかけてあげましょう。

歌を歌ってあげても良いですね。

 

「音」は自然と入ってきます。「音楽」は自ら聴こうとする前に、環境によって耳に入ってきます。

例えばスーパーで流れている音楽や、レストランで聞こえてくる音楽などがそうです。

テレビの音も入ってきますね。お子さんが好きな番組は見せた方が良いと思います。

 

成長していく過程で、人は自然と音楽を求めていくようになります。

その求めていく音楽は、幼い頃に耳に入ってきた音楽の影響は少なからず受けます。

両親がクラシック音楽が好きでしたら、そのクラシック音楽を身近に感じ、家族がジャズなどを

愛好していたなら、ジャズが好きなお子さんになります。

おじいちゃんがジャズが好きで、おじいちゃんのお膝に乗って聞いているうちにジャズが好きになって

いた幼児さんもいるくらいです。

 

成人してからの音楽

 

 

大人になると自分の好みがはっきりしてきます。髪型から服装、好きな音楽や好きな食べ物などです。

自ら動いて世界を広げていきますから、今までの環境に加えて新たな世界を知っていくのですね。

仕事のストレスを軽減しようと音楽を聴くことも多くなってきます。

仲間と演奏や歌を楽しむこともできます。バンドを作ったり、バンドに入ったり、グループを作って

一緒に楽しもうとします。

 

一人で音楽を楽しむのも良いですが、仲間がいると心強いですしね。

 

 

特にジャズはかなり高齢になるまで楽しめるようですね。

「耳が遠くなる」とか「よく聞こえない」などは一応老化現象の一つですが、

音楽を聴くことや、人と話すことなどで緩和されると思います。

 

そして人は亡くなる時も最後まで聴覚は衰えないそうです。

もっと耳を大切にしなくてはいけないと思います。

 

終わりに

 

最後までご覧くださり、ありがとうございます。

この度私が、第2作目の「udemy講座」を発表いたしました。

タイトルは「たった5種類のコードを覚えるだけで4曲両手で弾く方法」

です。ご覧くださった方へのプレゼントとして無料で講座がみられますので、

よろしかったらどうぞ。

 

 

 

ではまた。

 

 

 

シニアのためのコード弾きピアノ。 ピアノを習うことで得られる体験とは何か。曲の習得で得られること。

皆さんこんにちは、お元気ですか。

いつもこのブログをご覧くださりありがとうございます。

 

最近の私は「もう暑いのに疲れた。」状態で、まだこれから本格的な夏になるのに、早くも

夏バテ気味です。皆さんはいかがですか?

よく寝たと思っていても、いざ起きてみると疲れが取れていない感じです。

youtube で「よく眠れる音楽」などもたまに聴いてみる事があります。

 

 

クリスタルボウルによる「あなたを深い眠りに誘う」音ですね。

瞑想用でもあるようですが、30分くらいで短めです。他のものは数時間、長いもので7時間くらいの

音楽もありますが、朝まで音を流しっぱなし状態になるのでしょうか。

 

曲を習得すること

 

「瞑想用」や「ヒーリング用」など様々な音楽がありますが、「音楽」として出来上がる以前は

「雨乞い」「神に捧げる」「豊作を祈る」「病気を治す」などと、治療用に使われていました。

この点は今も変わりませんね。「音」による振動で肉体を癒す目的として、「音楽療法」などもあります。

 

一つの楽曲を自ら練習することは「精神」を磨くことになります。どんなことがあるかと言いますと

 

1。曲の習得と通して判断力、決断力を養う。

2。やり遂げる喜びを体験する。(達成感、幸福感)

3。失敗を通して自分を知り、認め、対策や感情のコントロールと学ぶ。

(謙虚さ、自制心、解決力、人の痛みがわかる。)

4。自信を持つ。

5。自立する力をつける。

 

この5つの中で「失敗を通して自分を知る」、そして「人の痛みがわかる。」の2つは

ぜひ成長期のお子さんには体験してほしいことです。

 

失敗を恐れるのではなく、「失敗から自分を知りそして他人の痛みがわかる」のは、大切な

ことで、よく学生時代優秀だった人が他人を傷つけてしまう、ようなことが事件としておきますが、

繰り返し、何度もトレーニングを重ねていくと、「なぜ失敗したのか」そして「どのようにすれば

解決できるのか」を自分に問いかけるようになっていきます。

 

自分の弾きたい曲

 

生徒の皆さんが「自分の弾きたい曲」として楽譜を持ってきますが、大体は自分のレベルを

超えています。「絶対にやります」と思いいながらレッスンを始めますが、「やっぱり無理」

になってしまうことも多いです。そこで生徒さん側は、自分を知り、先生側は工夫をして曲を仕上げて

ゆくようにします。(例えば連弾用にするとか)。

中にはものすごい根性を見せて、途中まで弾いた強者も過去にはいました。

 

譜面を見ただけでは、自分のレベルは分かりません。弾き始めて初めてわかるのです。

そしてそれから、どうしようか、と考えることが大切です。

やり方は何通りもあります、先生と相談しながら進めてゆくと良いでしょう。

大人の方は「コード奏法」にすれば、クラシックであっても難易度は下がりますので

ぜひコードを覚えましょう。

 

まとめ

 

 

夏の景色は眩しくてウキウキしますが、外に出るのが憚れるこの頃ですね。

今年の夏の目標や計画はありますか。私の場合、年々計画倒れになることや、地味な

予定になってしまいがちです。

 

例えばこの夏には、庭の草取りをするとか、断捨離をする(これは派手にやる)などと

旅行などにゆけないので、家の中での夏の計画になります。でもやっぱり、旅に出たいです。

 

ではまた。